
プリントに適した写真の選び方
フォトケーキやプリントケーキはお客様の大切な写真をケーキやクッキーにしますが、プリントをする上で適した写真があります。
不適切な写真を選んでしまうとせっかく想いの詰まったプレゼントが上手く伝わらなくなってしまいます。
- 写真の画素数が高く、鮮明な写真
推奨 1000×1000以上 - 写真の中央で切り抜きがしやすい写真
- 背景とのコントラストに差があるため、区切りが明確にわかる。
- 少し明るめで明るさ補正が必要ない。
この4点にあった写真を選ぶと素敵なプレゼントになります。
プリントに適さない写真の具体例
画素数の小さい写真
写真の綺麗さを表す指標として解りやすいのが画素数です。画素数が大きくなればなるほど、より細かく描写されます。ただ、画素数が大きくなると写真のデータも大きくなりすぎてしまい、メールなどで送れなくなってしまう不便さもあります。ケーキにプリントする際も写真の画素数が1000×1000以下の写真になると、プリントする際に画像を拡大してしまうため荒く不鮮明なプリントになります
推奨 2000×2000 ~1000×1000
被写体が暗い写真
写真を鮮明に写すために大切なのは写真の明るさです。ある程度はプリントする際に写真の明るさやコントラストなどを調整はするのですが、やはり暗すぎる写真を調整しようとすると汚い写真となってしまいます。
被写体が小さすぎる写真
被写体が小さいと切り抜き拡大をするために、画像が荒くなります。画素数の小さな写真と同じですが、画素数の大きな写真でも被写体が小さいとその部分だけを切り取るために、結局は画素数の小さな写真を使っていることになってしまいます。
背景色と色の変化が少ない写真
被写体の色味と背景の色の変化が少ないと色が同化していしまい鮮明に写りません。高精細な写真でデータ上では色の微妙な変化がはっきりと出ていてもそれを再現できるほどのプリンターの精度が高くないために、色が同化してしまいます。
切り抜きをしてある写真
事前に写真をプリントに合わせて円形に切り抜いて下さったり、赤丸のに囲った部分をプリントしてくださいとご要望頂くことがありますが、特にクッキーのプリントの場合は周囲の背景を取り入れてプリントをするため、円形などに切り抜くと、余白が発生したり絵が上手く収まらない事があります。
被写体が端過ぎる写真
被写体が写真の端に近いと円形に切り抜きを行うために、背景が写真から外れてしまいます。するとプリントした際に背景がない部分が白く残ってしまいます。フラワーフォトケーキの場合は花を置くことで多少はカバーできるのですが、フォトクッキーの場合には白部分が出てしまうと見栄えが悪くなってしまいます。
複数の人が写っている写真から選ぶ
複数人の中から一枚を選ぶ場合、もう一人の人の一部分しか映らないような見切れた状態になってしまいます。フラワーフォトケーキの場合は花を置くことで多少はカバーできるのですが、フォトクッキーの場合には見切れた状態のままのこってしまうので見栄えが悪くなってしまいます。
被写体がアップ過ぎる写真
被写体がアップ過ぎる写真は被写体のどこかが削れてしまうか、または、被写体の全体を入れようとすると円形に選択した際に、余白が発生してしまいます。